2年で資産10万円を200万円にする目標は達成できたか
2014年1月に元手10万円で始めた日経225mini。
最初の記事に書いてありますが、当初、短期目標を設定していたことを思い出しましたので、結果どうなったのかを振り返ってみたいと思います。
初心者である私が、とりあえずの目標としてあげたのが、2年後の2016年2月には資産を200万円にまで増やすことでした。
相場の世界は非常に厳しく、9割の人が負けて退場すると聞きますが、希望をもって相場の世界に飛び込んだ私には、完全に他人事。たとえ、私が相場初心者だとしても、自分自身でしっかり検証作業を繰り返した信頼できるシステムがあれば、資産は増え続ける、そう思っていました。
全くのド素人が日経225miniを始めて1年経過。シストレで上々の結果。
日経225miniを始めてから1年が経ちました。
1年目となるこの月は、勝率47%にPORが1.15で、8千円程度の利益となりました。
ちょっと結果が振るわないですね。
ただ、この1年間を振り返ってみますと、非常に良い結果でした。
投資の全くのド素人が日経225miniでシステムトレードを始めて1年。
失敗を繰り返しながらも、資産が当初の2倍以上になったのですから、それだけでも上々の結果だと思います。
投資で生計を立てているわけでもなければ、使う予定のないお金ですので、特に焦る理由もありません。とにかく欲を出さず、経験を重ねながらも、最初に決めたルールを守り、投資をし続ければ、自然と良い結果に繋がるんじゃないかと思っています。
それと、裁量で取引をするつもりはありませんが、チャートソフト(MT4)で値動きは常に見続けてきました。
MT4のインジケーターをいろいろと使ってみましたが、計算式や使い方に興味が湧いた、移動平均線とボリンジャーバンド、ストキャスの3つで落ち着きました。
インジケーターには売りどきや買い時を知らせたり、トレンドの状況を知らせるものがありますが、実は、そういうのもいくつかチャート上に表示させてはいます。
というのも、各種インジケーターがどの部分を見てどう判断しているのかに興味があるからなのですが、参考になることもあり、楽しかったりします。
日経225mini、11ヶ月目。前半連勝で後半連敗と先月と同じ流れに。
11ヶ月目の日経225miniは、勝率50%とPORが1.05で、1万円程度の利益となりました。この月は7年間の平均値である22,000円よりは少ないですが、先月は平均値を大きく超えてきましたので、その反動なんでしょうね。
そして、11ヶ月目のこの月は先月ほどの値幅はないものの、前半勝ち続けて、後半負け続けるという、ほぼ同じようなパターンになりました。
前半、勝ち続けて総資産は増えていきますが、今回からは月の途中で建玉の枚数は増やしません。
どうせ、先月と同じで、大数の法則により、前半に勝ち続けた分を、後半で負け続けることにより勝率とPORが今までの平均値に近づくのだろうと考えていました。
そうしたら案の定、負けが一気に増えてきます。
勝ちのピークを迎えた後は、7連敗から始まり、次第に負けが増えていきました。
ほぼ先月と同じような状況です。
先月の反省がなければ、今月も前半に徐々に建玉を増やし、後半もそのままの建玉で取引をしていたことになり、本来は利益になるはずが、マイナスに転落していたことでしょう。
システムトレードをする場合、システムの詳細なデータはもちろん、システムトレードの経験もある程度は必要だなと感じました。
とりあえず、欲は出さずに、慎重になりすぎるぐらいが良いのは確かですので、今後は、システムトレードとはいえ、慎重に慎重を重ねて取引していきたい、そう考えました。
日経225mini、10ヶ月目。前半連勝で、途中、建玉を増やした結果。。
10ヶ月目の日経225miniは、勝率50%とPORが1.25で、4万円程度の利益となり、この月も7年間の平均値である22,000円を大きく超えてきました。
ただ、この月はシステムに従って取引をするもマイナスになるという経験をします。
システムに従っていれば、4万円程度の利益がでるはずなのに、なぜシステムに従ったにもかかわらずマイナスになったか。
これは建玉の枚数を増やすタイミングを間違えたことが原因でした。
この月は先月に引き続き、建玉を2枚からスタートしたのですが、前半に大きな金額で勝つことが多く、勝率も7割を超えていました。
前半の利益がすごくて、どんどん資産が増えていくものですから、事前に設定した総資産に達し次第、次から次へと建玉を追加していき、月の半ばには建玉は4枚にまでなっていました。
月のはじめに2枚でスタートして、2週間後には4枚になったのですから、前半にかなりの勝率で利益の値幅も大きかったのかがわかります。
この時はもう毎日、夢のように資産が増え続けますので、まさにバブル状態。
すべてのリスク的な事が頭から飛ぶほど、勝ち続けることしか想像できなくなりました。
しかし、喜びもつかの間、建玉が4枚に増え、勝率72%でPOR1.34になったのをピークに、後半は次第に負け続けることになります。
結局は7年間の平均値である勝率52%、POR1.24あたりで落ち着きますが、勝っているときは2枚から3枚、3枚から4枚と徐々に建玉を増やして資産を増やしているものの、負けている時は最初から最後まで4枚の建玉で負けていますので、増えている時の金額よりも減るときの金額が大きくなってしまいました。
建玉の枚数を増やさずに取引をしていればプラスでも、建玉の増やしかたを間違えれば、マイナスになることを、この時に初めて知ります。
そして、この結果を踏まえ、建玉を増やすタイミングについて考えてみましたが、明快な答えは思いつきませんでした。
ただ、月の途中で建玉を増やすことはせず、月の最初から月の最後までは同じ枚数の建玉で取引し、建玉を増やすかどうかの判断は月の最初の資産をみて判断することにしました。
この月ほど大数の法則の存在を実感した月はありませんでした。
日経225mini、9ヶ月目。勝率63%とPORが1.18と好成績♪でも結果は。
日経225miniを始めて9ヶ月目。
先月に引き続き、この月もいい感じでした。
POR(ペイオフレシオ)が1.18で、1を上回りましたので、負けるときは小さくて、勝つときは大きい「損小利大」となりました。
負けた時の平均金額よりも、勝った時の平均金額が少し大きい状態ですね。
そして勝率も63%と勝つ回数も多かったものですから、20万円以上の利益を得ることになります。
でも、その時の記録を見ると、9万円の利益となっていて、途中、システムに従わずに裁量でやっちゃったのかなという感じの記録が・・・。
そして、この月の途中から2枚建てることができる程度にまで資産が増えましたので、建玉を2枚にして取引をしています。
詳しく調べればわかるとは思いますが、結局どの位のプラスになったのかはわかりません。。