あなたの未来は、あなたのファッションが決めている

極々稀に、美しい人がいます。
センスが、磨き抜かれているのです。
その洗練度は、
一朝一夕で身に付くものではありません。
それは心であり、
内側からオーラとして解き放たれるものだからです。
当然、お金の問題でもありません。
負組はきっと、こう考えているはずです。
お金がないから、いい服なんて買えない。
お金がないから、お洒落なんてできない。
お金があれば、きっと今よりお洒落になれる。
残念ながら、
そういう人間がどれだけ稼いだところで、
永遠にお洒落になることはありません。
それ以前に、
決して稼げる人間にはなれないでしょう。
多くの人は、
ファッションは収入で決まるものだと思っているでしょうが・・・
真実は真逆です。
あなたのファッションが、あなたの収入を決めるのです。
あなたは今、どういうファッションを身にまとっていますか?
それは、
年収1000万のファッションですか?
月収1000万のファッションですか?
それとも、
時給数百円のファッションですか?
無理に信じる必要もありませんが・・・
あなたの収入は、
今のあなたのファッションに相応しい収入になります。
収入が、ファッションを決めるのではありません。
ファッションが、収入を決めるのです。
私はよく、街ゆく人々を観察します。
正しくスーツを着こなせているビジネスマンは、
1000人に1人もいません。
0.1%以下です。
これは、成功者の割合と一致しています。

たとえば日本では、
多くの人々がジャケットの前ボタンを開けたまま歩いていますが、
この時点で、アウトです。
前ボタンを外すことが許されるのは、着座している時だけです。
シャツはもともと、貴族の下着です。
下半身の着丈が無駄に長いのは、下着の名残です。
ジャケットの前ボタンを開けたまま歩いているのは、
下着を見せながら歩いているのと同じことです。
日本のスーツ文化は所詮、英国貴族の真似ごとです。
ファッションが、まるで赤ん坊なのです。
見ているこっちが恥ずかしくなります。
ジャケットのボタンは、ほんの一例に過ぎません。
タイのディンプルは美しく整っているか?
大剣と小剣のバランスは適切か?
ベルトの長さは適切か?
プリーツは緩んでいないか?
シャツの襟周り、裄丈、身幅は身体にフィットしているか?
数え挙げればキリがありません・・・
数十項目にのぼるポイントを、一瞬で判断します。
道をすれ違うだけで、その人の心が分かってしまうのです。
正確にいえば、判断しているのではありません。
どう見ても見苦しいので、嫌でも目に入ってしまうのです。
結果として、
完璧に着こなせている人は1000人に1人もいなくなります。
中には、
ボタンダウンカラーのボタンを外したままの人がいます。
それが許されるのは、
イタリアかフランスか、モナコだけです。
洗練という社会の土俵があって初めて、
ボタンダウンをあえて否定することがお洒落として通用するのです。
実際、それがお洒落に映るので、全く問題ありません。
ところが日本のそれには、美しさの欠片もないのです。
今この瞬間、
あなたのファッションは、大丈夫ですか?
身体にフィットしていないスーツは、
スーツとは言いません。
99.9%の人々は、
スーツでないスーツを着ているのです。
フィットしているとは、こういうことです。

あなたは、
自分のシャツの寸法を全てミリ単位で即答できますか?

各部の寸法にミリ単位で拘っていますか?
負組は、
服をS、M、Lで選びます。
そんな人とは、一緒にビジネスをしたいと思いません。
拘りを感じ取れないからです。
その甘さは、ビジネスにも表れます。
ファッションは、その人の信用力なのです。
なぜなら、
ファッションは、
その人の心だからです。
あなたが本当の意味で成功する覚悟を決めているのなら、
世界基準のプロトコルやドレスコードを避けて通ることはできません。
そして何より、お洒落でなければなりません。
お洒落に興味がないのなら、成功は諦めてください。
お洒落とは、
あなたの個人的な主観によって磨かれるものではありません。
歴史から、学ばなければならないものです。
繰り返しますが、
あなたの個人的な好き好みの問題ではありません。
あなたの基準ではなく、
ましてや日本の基準でもなく、
世界基準で通用するファッションを身に付けてください。
ファッションが、
どのように人間の成長と関わってくるのか?
「プラダを着た悪魔」という映画を観ると面白いかもしれません。

あなたのファッションは、あなたの心です。
あなたの心が変われば、あなたのファッションが変わります
あなたのファッションが変わると、内側から自信が溢れてきます。
その自信は、あなたの表情に表れます。
そうすると、
あなたに対する周りの評価が変わります。
本物のファッションを理解できる人だけが、
あなたの周りに集まってくるのです。
そうなると、
あなたのセンスは更に磨かれていきます。
ハイセンスな集団の中に身を置くことで、
あなたは嫌でもセンスを鍛え上げられるのです。
当然それは、
あなたの「学び」の上に初めて成り立つものです。
学びのない自己流ファッションでは、
あなたは永遠に成功できません。
全て、世界基準で考えてください。
足のつま先から頭の頂点まで、
全てに全神経を注いでください。
あなたのファッションが変わり、
あなたの内側から滲み出てくるものが変わり、
あなたに集まってくるヒト・モノ・コトが変わること・・・
それが、運気の正体です。
ファッションは、
シューズから始まり、帽子で完結します。

帽子によって、バランスが結ばれるのです。
帽子を正しく被れている人も、
日本では1000人に1人もいません。
被り方が、間違っているのです。
美しいシューズを美しく履きこなせている人も、
1000人に1人以下です。

美しいシューズを選ぶ人は、シューズの手入れも行き届いています。
シューズを気にしない人は、手入れにも心が通っていません。
全体的にくすんでいたり、コバが汚れていたりするのです。
あなたの靴は、大丈夫ですか?
しっかり輝きを放っていますか?
カカトは折れていませんか?
カカトが折れた瞬間、シューズの命は終わりです。
サイズが完璧にフィットしていないものは、
シューズではありません。
本物のシューズは、
紐を全て緩めて、靴ベラを使わなければ、
決して履くことはできません。
負組のシューズはブカブカに緩んでいます。
紐も解かず、靴ベラも使わず、
つま先をトントンと地面に叩きつけて履けてしまうのです。
彼らのシューズは緩いので、
テーブルの下でカカトが脱げています。
あなたの周りに、そんな人はいませんか?
あなたがサラリーマンなら、
飲み会などで靴を脱ぐ場面もあるでしょう。
みな、
靴ベラも使わずにシューズを履いていませんか?
そういう光景を目にするのなら、
あなたがそういう次元の世界で生きているということです。
きっとそういう世界では、
酔っ払った人間が他人のシューズのカカトを踏み潰したり、
間違って他人のシューズを履いたりしているでしょう。
ミリ単位で拘っていれば、
履き違えることなど起こり得ないのです。
心を亡くしているから、
シューズのつま先を地面に叩き付けることができるのです。
美しいシューズを丁寧に扱い、美しく履きこなす世界か、
シューズでないシューズを雑に扱い、見苦しく歩く世界か。
あなたが好きな世界を選んでください。
汚れたシューズを平気で履けているのなら、
成功は諦めてください。
シューズの汚れを許せる心を宿しているということです。
成功者の世界に、
足元が輝いていない人は1人もいません。
観客席に並ぶ足元を見てみてください。

誰しも、
つま先まで「心」が通っています。
同じ波動の人間が、
必ず集まるようにできているのです。
負組は、
シューズを磨くことが面倒だと感じているのでしょう。
しかし実際には、
汚いシューズで歩くことのほうが、何兆倍も面倒なのです。
シューズ1つで、人生を失うことになるからです。
もちろん・・・
成功者が損得勘定でシューズを磨いているはずもありません。
ただ美しく、
素敵な気分で過ごすために、シューズを磨くのです。
それが、自分を大切に扱うということです。
自分自身へ、最高の時間を提供するのです。
三流は、自分を表現するためにファッションを考えます。
一流は、相手のためにファッションを考えます。
自分がどう思うかではなく、相手がどう思うか。
相手が心地よく感じられる空間を提供すること。
それが相手への思いやりであり、マナーだからです。
しかし超一流は、自分のためにファッションを考えます。

一流という次元を超えているので、
放たれるオーラが異質となります。
当然、
ため息が漏れるほどの美しさに包まれています。

相手にどう思われるかなど、気にしていません。
自分を表現するために、美しさを追求すれば、
相手が心地良く感じるのは当然の結果だからです。
三流と、超一流は、
同じことを言っています。
どちらも、
自分のためにファッションを考えているのです。
ただ、思考の次元が違います。

あなたは今、
どの次元でファッションを考えていますか?
何度も言いますが、
ファッションはあなたの心そのものです。
つまり、
ファッションが、あなたです。
あなたのファッションではありません。
ファッションが、あなたなのです。
人は、
いつから老化が始まると思いますか?
ファッションに興味がなくなった瞬間です。
その瞬間から、老化が加速するのです。
老化に年齢は関係ありません。
ファッションです。
ファッションに気を配ることができれば、
何歳になっても老けることはないのです。
美しく年齢を重ねていくことが、成熟です。
老化ではありません。
どこまで歳を重ねようと、美しいのです。

あなたは今、
ファッションに興味を持てていますか?
たいして興味がないのなら、
あなたは恐ろしい早さで老けています。
もちろん、成功はあり得ません。
そして、
ファッションに興味があるというのなら、
細部の細部に至るまで拘り抜いてください。
コルビジェやライトと並び、
モダニズム建築の三大巨匠とされるミース・ファン・デル・ローエは、
こんな言葉を遺しています。
「God is in the detail」
「神は細部に宿る」ということです。
全ての善し悪しは、ディテールで決まります。
どれだけ全体が善かろうと、
ディテールの詰めが甘ければ、
それは偽物ということです。
本物かどうかは、
ディテールを見れば一瞬で分かるのです。
わざわざ全体を見る必要はありません。
ディテールが、全てを物語っているのです。
これは、
ミースがデザインしたバルセロナチェアです。

どこにも隙がありません。
細部の細部まで、拘り抜かれています。
あなたのトレードシステムも、同じこと。
どれだけ優秀なロジックであろうと、
ディテールの詰めが甘ければ、必ずそこから破綻します。
美しさは、細部に宿るのです。
言うまでもなく、ファッションも同じこと。
あなたのつま先、あなたの指先。
そういうディテールに、あなたの心が映し出されているのです。
たとえば、
成功者に爪の手入れを怠っている人はいません。
あなたの爪は、大丈夫ですか?
あなたの爪に美しさがないことで、
多くのチャンスを失っているのです。
身なりも含め、
ファッションはディテールにこそ宿ていることを忘れないでください。

その美しさは、ディテールからきているのです。
そして、
ディテールと同じほど大切なのが、「色」です。
あなたにはきっと、色の好き嫌いがあるでしょう。
こんな色が好きとか、こんな色は嫌いとか。
無意識のうちに、色を選んでいるはずです。
なぜなら、
「色」はあなたの「心」だからです。
負組は、
暗くて地味で無難な色を選びます。
暗くて地味で無難な生き方をしているからです。
色使いは、
センスによって決まるものではありません。
あなたの心によって、決まるものです。
成功者は、白系の明るい色を好みます。
華やかさを身にまとっているのです。
なぜなら、
人生が華やかだからです。
人生が、愉しくて仕方がないのです。
そんな素敵な気分が、
「色」となって表れているだけのことです。

負組にも、
白系の華やかな色をファッションに取り入れている場合もありますが、
例外なく下品です。
華やかさの意味を勘違いしているのです。
心が美しいのなら、
華やかさの中に「品」が宿ります。
色は、
使おうと思って使えるものではありません。
あなたに似合うかどうかは、
あなたの心が決めるのです。

美しい「香り」を身にまとったなら、
美しい「色」も身にまとってください。
どこまでも上品に、華やかであることです。
エコノミーは、
家でゴロゴロして誰にも見られていない時に、
ファッションを手抜きします。
家に帰った途端、
ジャージ姿になることがリラックスだと勘違いしているのです。
それと同じように、
負組は見えない部分を手抜きしようとします。
負組が最も力を入れるのは、
ファッションのいちばん外側です。
人から見られない部分は、どうでもいいと思っているのです。
しかし残念ながら、
そういう心は必ず表に現れます。
三流は、
スーツに最も力を入れます。
一流は、
スーツの内側に着るシャツに最も力を入れます。
そして超一流は、
人から見られない下着に最も力を入れます。
三流は、
人前でもファッションがボロボロです。
一流は、
人前に出るときのファッションは完璧です。
超一流は、
人前に出ないときこそファッションが完璧です。
もちろん、人前のファッションも完璧です。
あなたは今、どこに属していますか?
三流は、人を見た目で判断します。
一流は、人を中身で判断します。
超一流は、人を見た目だけで100%判断します。
なぜなら・・・
あなたの外観は、あなたの心だからです。
あなたのいちばん「外側」に、
あなたのいちばん「内側」が浮き出ているのです。
あなたの外側は、あなたの内側です。
世の中は全て、表裏一体なのです。
あなたのシャツにシワが寄っているのなら、
シワに気づかないほどファッションに無頓着な人間か、
シワに気づいていてもシワを許せるような人間ということです。
あなたのシューズが汚れているのなら、
汚れに気づかないほどシューズに無頓着な人間か、
汚れに気づいていても汚れを許せるような人間ということです。
あなたの見た目は、
100%、あなたの心そのものです。
三流と超一流は、どちらも同じことを言っています。
しかし、次元が違います。
超一流の成功者は、
100%、あなたをあなたの見た目だけで判断します。
ファッションとは、何か?
もう一度、じっくり考えてみてください。
ファッションの見え方が、ちょっと違ってきませんか?

学ぶなら、世界基準で学んでください。
日本国内のファッション雑誌で唯一おすすめできるのは、
男性であれば「THE RAKE」

女性であれば「Richesse」

この2冊しかありません。
一度手にとって、本物を感じてください。
登場人物は、みな超一流です。
写真も、執筆も、全て超一流です。
この2冊は、ファッションという次元に留まりません。
全てのページに「美しさ」が宿っています。
ファッションという枠を超えて、あなたに働きかけてくるでしょう。
超一流のフィールドで、目を養ってください。
そうすることでしか、
あなたのセンスは磨かれません。
成功者と会うとき、
ファッションに悩む人もいるかもしれません・・・
しかし何一つ、
ファッションで悩む必要などありません。
ファッションは、
あなたです。
成功者に、
お洒落でない人はいません。
お洒落でない人は、
成功者とは呼べないからです。
成功する覚悟を決めているのなら・・・
誰よりも、
お洒落であってください。
そして、
そんなお洒落なはずのあなたが、
最高にダサく見える世界に、
足を踏み入れてみてください。
あなたがどれだけお洒落であろうと、
別次元でお洒落な世界が、
常に佇んでいるのです。
圧倒されるほどに・・・
完璧なファッションをまとった成功者だけの世界に足を踏み入れたとき、
自分がイケてると感じていたはずのあなたは、
ぜんぜんイケてない自分を痛感し、自信を喪失するでしょう。
そうやって、
ショックを受け続けることが・・・
成功の最短コースです。