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天才が教えてくれた、砂の世界

人間の才能には、順位があります。

下から順番に、

非才

凡才

俗才

英才

秀才

異才

天才

奇才

鬼才

世間ではよく、

凡才、秀才、天才という言葉が遣われます。

そして、

秀才と天才の違いが比較されたりしています。

おそらく、世間の認識はこんな感じでしょう。

努力して頭が良いのが、秀才。

努力もせず、

生まれつき頭が良いのが、天才。

「才」とは、

生まれ持った「才能」です。

秀才は、

どれだけ努力しようと、

天才にはなれません。

もともと、

「才」を持って生まれているのです。

秀才はゴロゴロいますが、

天才は滅多にいません。

おそらくエコノミーは、

一生のうち天才と出逢う機会すらありません。

エコノミーが天才と崇めている人間は、

ただの秀才です。

念のため、

それぞれの「才」を説明します。

非才・・・才能がないこと

凡才・・・平凡な才能

俗才・・・世間の事情に長けた才能

英才・・・優れた才能

秀才・・・人並み以上に優れた才能

異才・・・際立って優れた才能

天才・・・生まれつき優れた才能

奇才・・・世にも稀な優れた才能

鬼才・・・人間離れした優れた才能

そして、

私が考えている人口分布は次のとおりです。

非才・・・約3%(2.799889%)

凡才・・・70%

俗才・・・20%

英才・・・5%

秀才・・・2%

異才・・・0.2%

天才・・・0.0001%

奇才・・・0.00001%

鬼才・・・0.000001%

秀才と天才は、

次元が違います。

天才と鬼才もまた、

次元が違います。

日本に1人しかいないレベルが、

鬼才です。

そして気をつけなければならないのは、

「才」は、

分野で変化するということです。

分野Aでは、非才な人間も、

分野Bでは、天才となり得ます。

あなたの「才」が最も発現される分野は、

99.99999%の確率で、

あなたが今、

努力している分野とは別の分野にあります。

非才のあなたも、

凡才のあなたも、

どこかで、

鬼才となり得るのです。

しかし同時に、

現在の分野をすぐに諦めたがる凡才は、

どこに行っても凡才です。

覚悟が、

足りていないのです。

あらゆる分野を漂流し続けるエコノミーは、

永遠に、

凡才か非才のまま命を終えます。

システムを次々と乗り換える負組トレーダーと、

同レベルです。

しかし凡才は、

覚悟を決めれば、

秀才になれます。

ただし、

秀才はどれだけ努力しても、

天才にはなれません。

持って、

生まれているからです。

そして相場は、

努力が微塵も通用しない世界です。

努力すればどうにかなるという常識が、

1ミリも通用しないのです。

相場の非才がどれだけ努力したところで、

せいぜい俗才か英才どまりです。

奇跡的に英才になれたところで、

全く稼げません。

上位0.1%より上の世界。

つまり、

異才を超えた次元から、相場の醍醐味を味わえるのです。

異才になれる自信と確信がないのなら、

今すぐ相場を辞めてください。

それが、あなたの為です。

念のため言っておきますが、

あなたがもし、

「異才」を超える自信があるというのなら、

その自信は99.8%以上の確率で、

過信です。

あなた以上に優秀で、

しかも、

あなた以上に努力している人間は、

相場の世界にゴロゴロいるのです。

あなたはきっと、

お金が欲しいからトレードしているのでしょうが・・・

お金を稼いで、何をしたいのですか?

あなたがもし、

真剣に「成功」を求めているのなら、

あなたはやがて、

「美しさ」を求めざるを得なくなります。

あらゆる判断基準が、

「美しさ」へと収束するのです。

愛情があるか否かという判断基準は、

愛に溢れていたほうが美しいからです。

成長できるか否かという判断基準は、

成長している自分の姿が美しいからです。

成長することを諦めている自分は、醜いでしょう?

そういう醜い魂は、

生きていないほうがマシです。

今の自分を変えたいと願うのは、

美しくありたいからです。

「美しさ」への欲求は、

自然と、

あなたのファッションにそのまま表れます。

あなたのファッションに、

あなたの全てが浮き出ているのです。

更に言えば、

あなたの美しさは、

美しい人間にしか解りません。

美しくない人間には、

あなたの美しさなど全く伝わらないのです。

エコノミーに、成功者の言葉は理解できません。

成功者にも、エコノミーの言葉は理解できません。

エコノミーに、成功者のファッションは理解できません。

成功者にも、エコノミーのファッションは理解できません。

同じ次元に生きている人間にしか、

互いの真価は理解できないのです。

人は、

自分のことを「解ってもらえる」世界を好みます。

あなたがどれだけ美しくなろうと、

誰からも「解ってもらえない」世界では生きれないでしょう

そういう意味で、

同じ波動の人間が集まるようにできているのです。

互いに、

互いを理解し合えることが、

心地良さであり、生きる喜びだからです。

私は幸運にも、

本当の天才と呼べる天才と、

これまで何人か出逢ってきました。

その中の1人。

あまりにも頭がキレすぎるあまり、

周囲から「化け物」と恐れられていた天才が、

私に薦めてくれた1冊があります。

10年ほど前に読んだ本ですが、

未だに、鮮明に記憶しています。

正確にいえば、

10年経った今、

ようやく、

あの天才の世界観が解り始めたのかもしれません。

その1冊とは、

阿部公房が著した「砂の女」です。

この作品は、

一体何が言いたいのか、最後まで解りません。

ただひたすら延々と、砂の世界が描写されます。

ところが最後の数ページで、

あなたに衝撃が走るでしょう・・・

ラストの僅か数ページで、

物語が急展開を見せるのです。

そして、

あなたがもし、

エコノミーの世界を飛び出す覚悟があるのなら・・・

嫌でも、

「砂の女」と同じ世界を体感することになります。

あなたの美しさは、

美しい人間にしか解らないのです。

砂の女。

今から50年も前に、

フランスの最優秀外国文学賞を受賞しています。

その時代から既に、

この世界観を高く評価できる器が醸成されていたフランスに、

文化の成熟を感じます。

否。

50年以上も前に、

この世界を描き切った安部公房が鬼才なのです・・・

この作品を十代の若造に紹介してくださったあの人もまた、

疑いようもなく天才です。

この世界を肌身で体感するために10年を要した私は、

どう考えても凡才以下なのです。

砂の女の、最後の数ページ。

これが、人間の世界です。

美しさを追い求めるあなたは、

やがて、

この世界観に辿り着くでしょう。

その真意を理解した上で、

エコノミーの世界を飛び出してください。

成長を追い求め、

美しくありたいと願い・・・

そのための努力を惜しまない、あなたの美しさ。

それが解る人間は、

成功者の世界に巨万といるのです。