自分は違うと思っていました

あなたは今、
本当の意味で、
成功する覚悟は決まっていますか?
無作為に1000人を抽出して、
その1000人の中で、
あなたの覚悟は1番ですか?
1000人もいれば、
自分より上の人間がいるかもしれない・・・
そんな風に自分を疑い、
心が揺らぐのなら、
成功は諦めてください。
その程度の覚悟では、
決して「成功」には辿り着けません。
そして、
成功する覚悟が決まっているあなたは、
こう信じているかもしれません。
自分だけは、違う。
自分だけは、特別だ。
あなたは本当に、
人と違いますか?
1000人いたならば断突1位で、
「自分」を持てていますか?
人に流され、
999人の側に属していませんか?
あなたがもし、
真剣に、
「自分は違う」と思っていたところで・・・
それは99.9%の確率で、
勘違いです。
1000人いれば、
「自分は違う」と信じ込んでいる人間はゴロゴロいるでしょう。
その結果として、
99.9%のエコノミーは全く成功していないのです。
信じ切っているのではなく、
信じ込んでいるだけです・・・
99.9%の人間は、
「未来に向かって生きている」と叫びながら、
くだらない過去にしがみついているのです。
先が見え切っているような、
つまらない延長線を、
死ぬまで延ばし続けているのです・・・
私は、
自分の線が何処へ延びるのか、全く見えません。
このまま加速してしまうと、
自分の想像を超える次元へ突入することが見えているからです。
想像を超えることが分かっているので、
今の自分には想像できないのです。
1つだけ明確に判っていることは、
その先の見えない未来が、
どうしようもなく愉しい未来だということです。
想像もつかないほど愉しいことが次々と沸き起こってくる未来が、
既に想像できているのです。
あなたは今、
先が見え切っているような延長線上に生きていますか?
それとも、
先が見えないほど、
ワクワクが止まらない未知線上に生きていますか?
あなたは今日、
昨日と同じあなたを生きませんでしたか?
あなたは今日、
生まれて初めての体験をしましたか?
生まれて初めての悩みを抱えましたか?
今日という1日において、
生まれて初めての「新しい何か」を体験していないのなら、
成功は諦めてください。
私は今日もまた、
昨日まで想像もしていなかったようなことで新たに悩み、
昨日まで想像もしていなかったようなことを新たに学び、
昨日まで想像もしていなかったような想像を展開しています。
毎日が、
昨日とは別人なのです。
あなたは今、
昨日とは別人ですか?
それとも、
今日のあなたは昨日のあなたと同じですか?
同じなら、
延長線上に生きているということです。
何も学ばない日があるということ自体、
命を無駄にしているのです。
「自分だけは違う」と信じ込んでいるのなら、
それは99.9%の確率で勘違いです。
あなた以上に真剣な人間は、
そこらじゅうにいます。
この世は全て、
「真剣さの違い」でしかないのです。
ちょうど10年ほど前に、
「冷静と情熱のあいだ」を読んでいました。
その冷静と情熱の記憶を思い起こすだけで、
フィレンツェの赤い屋根が脳裏を駆け巡ります。

芸術に満ち溢れた街の空気が、
余計に官能を撫でてくるのです。

このドゥオーモの頂点で、
どれほどの冷静と、
どれほどの情熱が織り交ざるのか・・・
あなたも是非、体感してみてください。
同じタイトルでRosso(江國香織著)とBlu(辻仁成著)の2冊が出版されていますので、
読むからにはどちらも読んでください。
両方読んで、初めて完結する作品です。
Rossoから先に読むことをお勧めします。
そして、
BGMには「to U」しかありません。
クライマックスでは、
この音楽を聴きながらストーリーを愉しんでみてください。
物語がクライマックスに差し掛かったとき。
私は、涙が止まりませんでした・・・
声入りは、こちらをお聴きください。
池の水が鏡みたいに空の蒼の色を真似てる
公園に住む水鳥がそれに命を与える
光と影と表と裏
矛盾も無く寄り添ってるよ
私達がこんな風であれたら・・・
愛 愛 本当の意味は分からないけど
誰かを通して 何かを通して 想いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ
瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
「枯らす事なく育てていける」と誰が言い切れる?
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように 色とりどりの祈り
愛 愛 それは強くて だけど脆くて
また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく
沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ
愛 愛 本当の意味は分からない
愛 愛 だけど強くて
雨の匂いも 風の匂いも あの頃とは違ってるけど
この胸に住むあなたは 今でも教えてくれる
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから 頑張らなくてもいいよ
今を好きに もっと好きになれるから あわてなくてもいいよ
10年ぶりにこの曲を聴きましたが、
思わずハッとしました。
歌詞のひとつひとつが、
このブログと全く同じことを言っているからです・・・
10年前から、
何一つ価値観が変わっていないことに驚かされます。
私の核は、
間違っていなかったのかもしれません。
貫いてこれたからこそ、
今があるのでしょう・・・
明鏡止水の心にこそ宿る水鳥の命。
光と影と、表と裏。
何かを通して、想いは繋がっていく。
このブログを通して、私はあなたと繋がっている。
枯らさないと「言い切れる」かどうかは、
信じ切れるかどうか。
愛にあるのは、強さと脆さの二面性。
それは、究極のバランス・・・
沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれる
過去は、過去。
過去ではなく、未来へ向かって生きれているか?
雨の匂い。
風の匂い。
五感の全てをつかって、
地球を味わい尽くせているか?
あなたは今、
光も影も、
どちらも同じように愛せていますか?
影を見つめない限り、
光は見えません。
光だけを愛したところで、
それは偽物です。
あなたの影も、
すべて含み込んで、それがあなたです。
あなたの光。
あなたの影。
文字通り、全てを愛してください。
あなたの影にこそ、
本当の美しさが宿っているのです。
あなたの醜い部分が、あなたの美しさです。
光と影の狭間。
表でもない、裏でもない、側面。
その側面を描いたのが、
「冷静と情熱のあいだ」なのかもしれません。
だからこれほどに、
この音楽がマッチするのでしょう。
ところでイタリアは、
芸術そのものであり、
石の文化、歴史、技術が息づく国です。

街中の至る所に、
何の違和感もなく、
彫刻が溶け込んでいます。

それはもはや、
建築ではなく、
芸術です。

建築という領域を、
易々と超えているのです。

とても、
石とは思えない質感。
そのやわらかさに言葉を失います・・・

それと同時に、
作者の観察力、
描写力、
集中力、
そういった魂の在り方に、
人間という存在の境地を感じ取るのです。

それは、車を見ても明らかでしょう。

イタリア車に共通しているのは、
芸術性であり、
彫刻性です。
それはもはや、
車ではなく、
彫刻なのです。

彫刻は、
足し合わせてデザインしていくものではありません。
もともと在る「塊」から、
無駄を削ぎ落としながらデザインしていくものです。
0の状態から1つ1つ積み重ねて20にするのではなく、
100の状態から1つ1つ削り取って20にするのです。
プロセスが、
まったく逆なのです。
彫刻のような美しさは、
足し合わせのデザインからは決して生まれません。

無駄を無くしていくプロセスにこそ、
「美」が宿るのです。
日常生活に彫刻が溶け込んでいるイタリアだからこそ、
これほどの芸当が成り立つのです。
石の文化・歴史を有さない諸外国には、
決して真似できない領域です。
あなたのシステムは大丈夫ですか?
無駄なテクニカルを足し合わせて、
醜いシステムになっていませんか?
99.9%のトレーダーは、
醜いシステムを自我自賛しているのです。
足すのではなく、
削ぎ落としてください。
どこまでも、
これでもかというほど、
無駄を削るのです。

あなたのシステムは、
どういう過程を辿って生まれたのでしょうか?
そのプロセスを、
もう一度、見直してみてください。
あなたのシステムを見れば、
あなたがどういうプロセスを辿ってきたトレーダーなのか、
一瞬で判ってしまいます。
美しいかどうか。
そういう判断基準を、
常に忘れないでください。
そして、
美は、
細部にこそ宿るのです。
はたして、
あなたのシステムは、
芸術と呼べますか?
足し算を好むエコノミーの部屋は、
無駄なガラクタで溢れていますが・・・
引き算を好む成功者の部屋には、
無駄が見当たらないのです・・・