スッキリわかる!日経225miniのトリセツ

日経225miniの税金はどうなるの?

日経225miniの税金はどうなるの?

日経225miniの取引で得た利益は、有価証券先物取引等に関わる雑所得として「申告分離税」の対象となります。

年間で一定以上の利益がある場合は、税金を支払う必要があります

給与を得ている方の場合は、 20万以上の利益がある場合に税金を支払う必要があり、給与を得ていない方の場合は 38万以上の利益がある場合に税金を支払う必要が出てきます。

日経225miniで売買を行い、収益を得たのなら、所得税15%と個人住民税5%の合計20%の税金がかかります。

※ただし、2013年1月1日から2037年12月31日までは税率20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5% )となります。

確定申告での納税となりますので、2月16日から3月15日の間に申告する必要があります。

例えば、年間30万円の利益となった場合、税金は6万円になります。

損失は最長3年間、繰り越すことができます

日経225miniで、1年間通算して損失となった場合は、3年間の繰越控除を受けることができますので、損失の場合でも確定申告を行うほうがメリットがあります。

例えば、1年目に10万円の損失が出て、2年目に30万円の利益となった場合、2年目の確定申告では30万円-10万円で通算20万円の利益となり、この場合の税金は4万円になります。

ただし、損失が出た年の確定申告をしていなかった場合、損失の繰越ができませんので、2年目の利益である30万円に対して税金がかかりますから、6万円となってしまいます。

損失が出た場合でも極力手続きをして節税しましょう。

証券会社が発行する「取引報告書」が日経225miniの取引を行ったことを証明する書類となりますので、大切に保管しておきましょう。

日経225miniは、源泉徴収あり特定口座がありません

株式取引の場合は「源泉徴収あり特定口座」にすると、取引時に自動的に税金を徴収されますので、毎年の確定申告が不要になりますが、日経225miniには株式取引のように源泉徴収あり特定口座はありませんので、毎年、確定申告をする必要があります。

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